令和7年度中小企業サイバーセキュリティ
基本対策事業

自社のセキュリティ環境の実態を把握

基本方針の策定から機器導入まで、
セキュリティの専門家がサポート

人
参加費無料

ABOUT

中小企業サイバーセキュリティ
基本対策事業

中小企業サイバーセキュリティ基本対策事業では、ウイルス対策ソフトやファイアウォールなどでは対応しきれない、不正アクセス・侵入に対する防御に有効なセキュリティ機器(UTM)やセキュリティソフトウェア(EDR)の導入に向けて、その機能を無償で3か月間程度体験できる機会を提供します。

また企業のセキュリティの現状を確認し、サイバーセキュリティに関する基本方針や社内規定策定のサポートやSECURITY ACTION二つ星宣言実施の支援を行う情報セキュリティマネジメント指導も提供します。

SERVICE

支援①UTM機器設置

UTM(統合脅威管理)とは、複数の異なるセキュリティ機能をひとつのハードウェアに統合した機器のことです。
企業の皆様の社内ネットワークの出入口に設置することで、包括的に社内ネットワークを保護する機能を持ち、出入口対策として、不正な通信を検知・ブロックすることが可能です。

ポイント

UTM機器を最大3か月間無料体験でき、期間中はサポートデスクによる支援を実施

支援②EDR導入

EDRは社内ネットワークを保護するためのファイアウォールやUTM、アンチウイルスソフトで検知・ブロック出来なかった悪意のある外部からの攻撃やマルウェアといった不正プログラムの動きを検知・対策します。
本事業のEDRはクラウドの技術を使い、ファイアウォールやUTMなどに守られていないテレワーク環境の端末でも検知・対策が可能となっています。

ポイント

EDRを最大3か月間無料体験でき、期間中はサポートデスクによる支援を実施

支援①+支援② UTM機器とEDR導入のイメージ

専門家による事前診断で現状のセキュリティ環境をチェックし、UTM、EDRを無料で最大3ヵ月導入

UTM機器とDER導入のイメージ

UTMとEDRによるインシデント対応(3か月程度)

支援期間中はUTM、EDRサービス利用者向けのサポートデスクの機能も無料で体験可能!
サイバー攻撃を受けた際、インシデント診断・遠隔除去を実施
[対応期間:無料体験の期間中、24時間対応(休日も含む)]

UTMとEDRによるインシデント対応(最大3ヵ月)

UTM機器設置/EDR導入の流れ

STEP 01

お申し込み

STEP 02

現在の
セキュリティ
状況の確認

STEP 03

支援①:UTM機器設置(50社)

  • UTM機器設置工事
  • UTM機器によるインシデント対応
    (最大3か月)

支援②:EDR導入(50社)

  • EDRクラウドシステムのインストール
  • EDR導入によるインシデント対応
    (最大3か月)

STEP 04

事後サポート本事業実施後のアンケートによる振り返りや、事業時のQ&Aなどを通じて、セキュリティ環境の見直しやセキュリティ対策のサポートを実施

支援③情報セキュリティマネジメント指導

情報セキュリティマネジメント指導

知識レベル・応対品質・事務作業の品質に優れた専門家を派遣して、最大4回の支援を実施。
セキュリティに関する基本方針や規定等の策定を通じて「SECURITY ACTION二つ星宣言」を目指します。

STEP 01

お申し込み

STEP 02

現在の
セキュリティ
状況の確認

STEP 03

支援③:情報セキュリティマネジメント指導(100社)

  • 専門家とともにセキュリティ診断・ポリシー作成など、個社ごとに実施(最大4回)
  • SECURITY ACTION二つ星宣言を目指せるようサポート

STEP 04

事後サポート本事業実施後のアンケートによる振り返りや、事業時のQ&Aなどを通じて、セキュリティ環境の見直しやセキュリティ対策のサポートを実施

専門家派遣のイメージ
1回目

情報資産管理状況の確認
リスク洗い出し

専門家によるセキュリティリスクの分析・コンサルティングを通じて、社内セキュリティ対策の構築をサポート

2回目

対策の決定
基本方針の策定見直し

整理された情報をもとに具体的な対策と運用に向けた情報セキュリティ基本方針の策定・見直しができる状態にする

3回目

関連規定の策定
見直しに向けた検討

新たな情報セキュリティ基本方針案が決まり、
SECURITY ACTION二つ星宣言が実施できる状態にする

4回目

関連規定
実施計画書のレビュー

情報セキュリティ基本方針ならびに実施計画書を作成し、本支援後に実施すべきセキュリティ対策を明らかにする

SECURITY ACTION 二つ星宣言について

経済産業省のIT政策実施機関であるIPA(独立行政法人情報処理推進機構)が定めるSECURITY ACTION 二つ星宣言は、中小企業自らが情報セキュリティ対策に取り組むことを宣言する制度です。
社内で事前にセキュリティ基本方針や規程を準備し、それに沿った行動方針について予め定めておくことで、実際に攻撃を受けた際に適切な対応を取ることができます。
二つ星宣言をしておくことで、情報セキュリティへの自社の取組を取引先等にアピールすることもでき、信頼の獲得にもつながります。

機密資料以外にも技術情報を含む加工データの保護対策に繋がる

自社の「セキュリティ対策の取り組み」をアピールできる

IT関連の補助金を受けられるようになる

RECRUITMENT

申込受付期間
  • 【支援①UTM機器設置コース】
    令和7年5月23日(金)~
    ※支援定員に達し次第、募集を締め切らせていただきます。
  • 【支援②EDR導入コース】
    令和7年5月23日(金)~
    ※支援定員に達し次第、募集を締め切らせていただきます。
  • 【支援③セキュリティマネジメント指導コース】
    令和7年5月23日(金)~
    ※支援定員に達し次第、募集を締め切らせていただきます。
参加対象企業
  • 東京都内に主たる事業所を有し、サイバーセキュリティ対策への意欲を持つ中小企業
受講対象
  • ①UTM機器設置(50社)
  • ②EDR導入(50社)
  • ③情報セキュリティマネジメント指導(100社)
  • 事業申込企業のセキュリティ状況に応じて支援①または支援②、支援③を実施します。
  • 定員になり次第、締め切らせていただきます。
  • 1つの支援でも、①~③全ての支援でも受けることが可能です。
支援期間
3か月程度
参加費
無料

事業説明会について

本事業の特徴や支援内容について詳しくご案内いたします。
当日は2部制で、第1部はセキュリティ専門家によるセミナー、第2部は事業内容の説明を行います。

開催方法
会場とオンライン(Zoom)によるハイブリッド型
定員
各回 会場30名(6月26日のみ50名) オンライン100名
参加費
無料
申し込み
受付期間
各セミナー開催日前日まで
第1回

日時

2025年6月26日(木) 13:30-15:30

場所

新宿会場 TKP新宿西口カンファレンスセンター カンファレンスルーム8D
※オンライン(Zoom)でもご参加いただけます。

プログラム

「ホワイトハッカーが語る、巧妙化するサイバー攻撃の脅威と企業が行うべきセキュリティ対策」
※冒頭に警視庁から「サイバー犯罪の情勢について」講演予定

講師

株式会社レオンテクノロジー 北川 愼人(きたがわ のりひと)氏
株式会社レオンテクノロジー
北川 愼人(きたがわ のりひと)氏
攻撃者の興味の対象は「企業の情報」から「個人のネット口座」へ?最新のサイバー攻撃事情を、現役フォレンジッカーが解説します。
第2回

日時

2025年7月8日(火) 13:30-15:00

場所

東京会場 TKP東京駅カンファレンスセンター カンファレンスルーム10B
※オンライン(Zoom)でもご参加いただけます。

プログラム

「AI 時代のサイバーセキュリティ対策とは」

講師

日本マイクロソフト株式会社 AI & Security/BizApps アーキテクト本部 田住 一茂(たずみ かずしげ)氏
日本マイクロソフト株式会社
AI & Security/BizApps アーキテクト本部
田住 一茂(たずみ かずしげ)氏
生成 AI を活用することで日々の生活が便利になったり、仕事が効率になったりと良いことの反面、サイバー攻撃もより巧妙かつ複雑さを増してきています。こうした AI 時代におけるセキュリティ対策はどのようにすればいいのでしょうか? 本セミナーでは対策方法について分かりやすく解説いたします。
第3回

日時

2025年7月24日(木) 13:30-15:00

場所

立川会場 ふどうやビル 10階(JR立川駅徒歩3分)
※オンライン(Zoom)でもご参加いただけます。

プログラム

「中小企業のための効果的なセキュリティ対策とリスク管理」

講師

株式会社ワールドスカイ 取締役 星野 樹昭(ほしの しげあき)氏
株式会社ワールドスカイ
取締役 星野 樹昭(ほしの しげあき)氏
「ウチには関係ない」と思っていませんか?近年、サイバー攻撃のターゲットは大企業だけでなく、中小企業にも広がっています。EDR/UTMの試用、専門家によるアドバイスが、どのように役立つかをわかりやすく紹介。「何から手をつければよいかわからない」「社内に詳しい人がいない」という方でも安心して参加いただける内容です。
第4回

日時

2025年8月6日(水) 13:30-15:00

場所

渋谷会場 TKPガーデンシティ渋谷 カンファレンスルームE
※オンライン(Zoom)でもご参加いただけます。

プログラム

「サイバー攻撃から中小企業を守るためのセキュリティ対策と復旧戦略」

講師

チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ株式会社 チーフセキュリティエンジニア 中山 義康(なかやま よしやす)氏
チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ株式会社
チーフセキュリティエンジニア
中山 義康(なかやま よしやす)氏
ランサムウェア等のサイバー攻撃から企業を守るためのセキュリティ対策と復旧戦略について詳しく解説します。攻撃の仕組みや最新の攻撃手法について解説し、企業が直面するリスクと被害の実態を明らかにします。

Q&A

支援①UTM機器設置コースと支援②EDR導入コース、支援③情報セキュリティマネジメント指導コースの選定基準はありますか?
UTM機器の設置、EDRの導入状況が選定基準となります。
未設置、未導入の企業様は支援①、もしくは②を、既に設置、導入している企業様は支援③をご案内いたします。
※セキュリティ環境や機器設置箇所の状況により、必ずしも上記のとおりになるとは限りません。
お申し込み後に送付する質問票や、ヒアリングにより最終的には支援コースを決定いたします。
支援① UTM機器設置コースで、UTM機器の設置は工事が必要ですか?
大規模な工事は不要ですが、UTM機器はルーター等に設置するため、配線の入れ替えや接続等の簡単な作業を行います。
作業については、専門員が訪問しご説明の上、実施します。
SECURITY ACTION二つ星宣言に向けたサポートはありますか?
支援③の情報セキュリティマネジメント指導の中でサポートいたします。
SECURITY ACTION二つ星宣言は、自社の情報セキュリティの状況を把握したうえで、情報セキュリティポリシー(基本方針・社内規定)を定め、外部に公開することで、宣言できます。
支援③では情報セキュリティポリシー(基本方針・社内規定)のサンプルの提供や、二つ星宣言に向けた流れをアドバイスするなどSECURITY ACTION二つ星宣言に向けて可能な限りサポートいたします。
情報セキュリティマネジメントコース(支援③)のみでの参加は可能でしょうか?
はい、支援③のみのご参加も可能でございます。
支援①②③を組み合わせてのご参加でも、いずれかひとつの支援コースのご参加でもお申込みいただけます。
小規模(4〜5名)ほどで業務を行っています。
業務はサブスクリプションのアプリケーションを使用し、データはMicrosoft365で共有しています。
このような小規模でもUTM機器などの導入を検討した方がいいのでしょうか?
事業規模に関係なく、インターネットをご利用いただいているのであれば、UTMやEDRを入れていただくことでセキュリティのレベルを上げることが可能です。この事業をご利用いただき、ご検討ください。
支援③のみでも参加OKとのことですか、UTM、EDRを導入していなくても問題ないでしょうか?
UTM、EDR未導入でも支援③は参加可能です。
例えば、セキュリティマネジメント1回目を受けてみたうえで、UTMやEDRを試してみたいとのことであれば、追加でご参加も可能でございます。
事前相談の上、参加するか決めてもよいのでしょうか?
事業にお申込みいただいてから3営業日以内に事務局よりお申込内容等の確認のお電話をさせていただきます。先ずはその際に参加内容にについてご相談ください。
中小企業向けサイバーセキュリティ対策の極意
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